2009年08月15日

8月15日

敗戦宣言日。64年前のこの日から地獄が始まった人たちもたくさんいたのだ。むろん「戦犯」のことではない。

2009年08月14日

8月14日

夏のベビーパウダー革命。
自分にとっての。蒸し暑いタイではメンソール入りのボディパウダーを常用して皆様涼しく過ごしているという情報に、いさんで薬局に買いに行くも、日本ではその類のものは売られていないよう。しょうがなく普通のベビーパウダーを購入したが、メンソールなど入っていなくても効果は絶大であった。ベビーパウダー再発見。
風呂上りにスッとするジェルなどより、ベビーパウダーを振り掛けるほうがぐぐんと快適。熱帯夜で一番気持ち悪くなる首筋がさらさらだ。
ボトルタイプのものを買ったので携帯できるし、これはお風呂に入れない山登りなどにも有効なのではないか。たぶんウェットタイプの体ふきよりも快適。

2009年08月13日

8月13日

今日から夏休み。
フィルムセンターで『留学生チュア スイ リン』『水俣レポート1 実録・公調委』のちユーロで『屋根裏のポムネンカ』。

とりあえず『ポムネンカ』の感想。
チェコアニメはその中身とは関係なく、日本では何かおしゃれ雑貨好きのかわいい系女子の好物扱いをされているような気がして無関係を決め込んでいたのだが、『不灯港』鑑賞の際に観た予告編で「これは観た方がいいのかも…」と翻意。観た。すごかった。
3次元から2次元へ、あるいは生物から物体への自由自在なトランス、または現実世界との境界の入り組み方。ものすごい技術と豊かな発想が融合するとこんなとんでもないことになるのかと圧倒される。ポムネンカが朝カーテンを開けた瞬間から「そうくるか!」とノックアウトされ、あとはもうただひたすらワクワクを連発して楽しんだ。
基本は活劇だし、とある点では『宇宙戦争』を思い出しウヘヘヘヘヘである。

2009年08月12日

8月12日

昨日からやたらと揚げ物を欲する体。きっと本当は揚げ物に付属するシュワっとした飲料もひっくるめて欲しているはず。しかし昨日シュワっとして(揚げ物はなし)体調悪くなったので、本日は揚げ物だけで飲料はアイスハーブ茶。不健康さを必死でなかったことにしようとしている悪あがきセットのようだ。

2009年08月11日

8月11日

地震。起きたときは寝床からずるずると這い出て部屋の扉だけは開けてみたが、そこでおさまったのでそのまま意識おちる。再び定時に起きてから詳細を知る。
今年は夏休みの旅行予定がないので、mixiの「奈良を旅する」コミュの質問トピックを読んで心を飛ばす。質問・回答ともに次回奈良行を妄想するのにとても参考になるのであった。

2009年08月10日

8月10日

寝付いてからしばらくすると汗だく過ぎて目が覚める。ひとしきり汗をかくと落ち着いて眠れるのだが。疲れる。なんなんだか。

木山捷平短編集『下駄にふる雨・月桂樹・赤い靴下』読了。やはり全体に漂うユーモアはこの人独特の確固たるものなのだな。と思いつつもどこか内田百間を思い出す。ぜんぜん違うのだけれど、ちょっとした言葉のチョイスで面白みを出してしまう感じからだろうか。

2009年08月09日

8月9日

長崎の日には友人宅に赤ん坊詣。座布団で運ばれちゃう大きさの姫。

夜に長めの地震。ちょっとびびる。とりあえずガスの元栓しめて玄関は開けてみたもののあとはどうしていいか分からん。

2009年08月08日

8月8日

ヴェーラで『オリヴァ・トウィスト』と『襤褸と宝石』。
『オリヴァ・トウィスト』1922
1922の時点で数回目の映画化とはおそるべし。一体今までに何本作られてるんだ、オリヴァ。文字部分が多いので挿絵の多い小説のような感触。オリヴァは小さすぎてかわいらしすぎて物足りない。この映画での映像化の要はなんといっても悪役の愛犬でしょう。逆パンダのように両目のまわりが黒丸のブルテリアという卑怯な笑わせにかかっているとしか思えないぶさいくさ。「おまえぶさいくだなあ、ぶさいくだなあ」と言いながらぐりぐりとかわいがりたい。

『襤褸と宝石』1936
「実はお坊ちゃま」もの。浮浪者のはずが教養もあって見た目も良くて謙虚でそつがない。そりゃあみんなが惚れますよ。クレイジーな家族のクレイジーさ(けたたましさ)にうんざりしかけると、「奥様のお気に入り」の男が切り口の違う、更なるクレイジーさを発揮してお口直しになるという混沌の中で、「普通」の主人公はつまらなく見えてしまいそうなのにきちんと魅力的。しかしクレイジー家族の中でヒロインだけは最後まで何の反省もせずにハッピーエンドって、いいんですかそれで。

2009年08月07日

8月7日

「開運福だるま」を配ったら袋に描かれているだるまの切り抜きが返ってきたのでノートの表紙に貼ってみた。

フィルムセンターの山中貞雄特集の詳細が発表されてる。9月15〜27日の12日間をこう埋めますか。玩具フィルムのものたちとパラパラアニメはこういう機会でしか見られないんだろうなあ。その前に8月11日からは土本典昭。
などと言っていると9月12〜25日にユーロでワイズマン18本!実は観たことのないワイズマン。いい加減観ないといかん。しかし山中貞雄と期日まるかぶり。
あと詳細な期日は決まってないようだけど秋にはユーロでカネフスキーの3本が。うおー。すげー。当然のごとく『動くな、死ね、蘇れ!』しか観たことない。うおーうおー。
こんなふうにもりだくさんでこられると頭のヒューズが飛んで何にも観れなくなっちゃうよー。おうおう。9月は山にも行きたいのに。

2009年08月06日

8月6日

寝坊して市役所からの黙祷を促す放送で起きる。8時15分、西の空にしばし意識をむける。しかし、毎年こんな放送流れてたっけ。
「開運福だるま」は「欧風的でハイセンスな味の銘菓」のクリームサンド+だるまさん焼印。実際みやげ物としては十分にうまい。

2009年08月05日

8月5日

フジロック明けの予定が延期されていた高崎ぶらぶら節第2回。暑さと湿度の二重苦を背負ってぶらぶら。半月の間にトンボ大量発生。トータルで16kmくらい歩いたはず。今日の愛唱歌は「恋は桃色」。そしてお土産はだるまさんのイラストクオリティが大変高い「開運福だるま」と前回売り切れだった「岩魚鮨」。岩魚鮨はオーソドックスな押し寿司。ちょっと甘め。うまかったが駅弁価格じゃなかったらもっと嬉しいのう。
とにかくどろどろのべとべとの臭い臭いになった一日であった。

2009年08月04日

8月4日

内臓にじわじわ効いてくるんだろうという予想通り、観てから1ヶ月近く経ってもふと「銭ズラ!」と唐十郎の顔が脳裏に浮かぶよ『銭ゲバ』。一瞬たりとも見ていないし見る気もないが、テレビドラマでしかも松山ケンイチでアレが成立するとは思えない。

『不灯港』のカウリスマキ現象に関連して。以前黒沢清監督が、日本家屋で撮影をしようとしたらなんとなくスタッフがカメラを低い位置に置いて、ついうっかり小津になってしまった、気を抜くとついうっかり小津になってしまう瞬間がちょいちょいある、というようなことを言っていたのを何かで読んだのを思い出した。そんで周防正行監督は一度でいいから思いっきり小津をやってみたくて『兄貴の嫁さん』を作ったんじゃなかったっけ。強い作家性はそんな縛りを発生させてしまうものなのね、と思った記憶があるような。
だから、『不灯港』の一輪の花も、一度カウリスマキをやってみたかった!という意識の上でつくられてるといいなあと思う。なんというか、パクリとトリビュートの違いがそこにはあるのではないかと。いや、そこまで言うのは言い過ぎか…。

2009年08月03日

8月3日

月曜ねむいねむいねむい。
ねこになりたしにくきゅうはなし。映画の『私は猫ストーカー』のチラシは猫好きにはヨダレモノだと思う。写真で抱かれている猫の左手が、抱いている人の腕に押し付けられるように手首がくにっと上を向いて曲がっていて、さらにその手の指がぱーに開いている。安心しきったねこの表情も大変よい。さあ、想像できましたか。公式サイト行けば見れますけどね、あの、ネコのぱーっていうのはどうしてこんなにも心をかき乱すほどに愛らしいんだろうか。あと手首がくにっと曲がっているのは犬もたいへんぐっときますね。
ちなみに映画自体はまだ観てない。8月後半からはユーロスペースでかかるようだ。なわばりに入ってくるのかあ、観てしまうかも。

2009年08月02日

8月2日

昨日に引き続きヴェーラで2本立て、のつもりが気力がすっかりくじける。それでもせめて何かは観る!と意地で、チラシの卑怯なビジュアルにまんまとひきつけられて気になっていた1本を。

『不灯港』@ユーロスペース。
無骨で冴えない中年男(漁師)の貫く非現実的で滑稽なハードボイルドダンディズムがなぜか成立してしまうパラレル漁師町ワールド。
不自然な世界の中にひたすら小さいネタを積み上げていく。不自然なキャラクターが連発する不自然なセリフは、間の取り方と抑制のためか、小劇団系笑いの気恥ずかしさからはぎり免れているし、逆にこの作りこまれた世界観は監督自身の若さが不用意に露出してしまうのを抑制しているかも、とも思う。それ以上に、現代には決して存在し得ない「愛の言葉」たちを成立させるためのこの世界をよく構築しきったなー。
「愛の言葉」にヘヘヘ、野郎丸と外道丸にニヤニヤ。ビデオに写る恐怖のシーンは場内爆笑。やたらと料理を真上から撮るなあと思ってたらちゃんと最後へつながっていてフフフと思う。
でもこの映画で何より驚いたのは、ただの日本の場末のバーも、1輪の赤いバラを持った男を配するだけで、そこに鮮やかにカウリスマキが出現してしまうという事実。監督も意識してやってるんだとは思うけど。まあ、全編にどこかしらカウリスマキが漂っていって、むしろカウリスマキでないことにいらだってしまいそうでもあったわけだが。切なさも含めてなんとなく強度が足りない感じで。でも嫌いじゃない。むしろ好ましい。
結果、チラシを裏切らない中身だった。という意味で期待通り。

それにしてもユーロまで行くとヴェーラでの2本が気になる。そりゃそうだ。うう、気力。

2009年08月01日

8月1日

シネマヴェーラで『アルプス颪』と『ラヴ・パレイド』。
『アルプス颪』1919。
『大いなる幻影』のシュトロハイムしか知らなかった身としては、このシュトロハイムの若さといやらしさと情けなさが衝撃的。自分の監督作でここまで嫌でダメな人間を演じるとは…シュトロハイム恐るべし。そんな役柄のいやらしさとはまるで無縁に、山里の画面は、自由闊達にきゃあきゃあと走り回るちびっ子たちと、あちこちに散らばる鶏、しなやかな体をのびのびと動かす犬といった、最終的には制御不能なものたちに占領される。あと山も制御不能という点では同じ。話の本筋とは関係ない、その余白がひどく魅力的。

『ラヴ・パレイド』1929。
さすがのルビッチ!超能天気高速ラブコメディをまったく呆れさせずに見せる。男女間は女が権力を持ったらダメ、なんていうのは現代の目から見たら、ちょっと待て、という突っ込みは出るだろうけど、そこはまあ置いておく。女ったらしが「理想の女」を口説く歌が「瞳は誰々、顔は誰々、優しさは誰々」と数え上げて、今まで付き合ってきた女それぞれの長所が君にはすべて備わっている!なんてなあ。しかもそれを嬉しそうに「私ってそんなに素敵なの?」と一緒に歌い上げる女。どんだけ女ったらしならこの手が許されるんでしょう。おいおい、と突っ込みを入れつつも、それが洗練されて洒落ているように見えてしまうという恐ろしさ。そんな二人を見守る周りのおっちゃんたち(大臣連)は愛らしいし、そしてやっぱり執事(?)と女中コンビのダンス。すばらしすぎる、というかあの小さい男の人の身体能力高すぎる!なんでもなく差し込まれるあのダンスが最高に楽しい。

2009年07月31日

7月31日

ところで。フジロックで同行者がめでたく3年連続ブヨにやられた。かゆみで気づいたのでやられてからそれなりに時間が経っていたと思われるが、今期初導入のポイズンリムーバーでふさがった傷口をきゅうきゅう吸う(本来はやられてから30分以内じゃないと効果はないらしい)。しつこく繰り返してちょっぴり何らかの液が出た。
結果、過去の経験よりも軽度の症状ですんでいるそうな。腫れたけど。手遅れっぽくても一応頑張ってみるものだ。キャンプ等で同行する機会のある皆様は、虫に刺された際にぜひ私を「corpsman!」とお呼びください。十字の腕章つけて駆けつけましょう。

ちなみに、被害者は虫除けリングを両足首につけていた。ブヨには効かないのか、虫除けリングの障壁以上に魅力的な匂いが脛から出ているのか。

2009年07月30日

7月30日

今日は会社のビアパーティ。駐車場で繰り広げられる祭的空気は、日ごろの姿からは想像できないほど楽しげな会社に見えたことでしょう。楽しかったよ。

たまたま見つけた放牧豚の記事。2枚目の写真、平原に点々と散らばるぶーちゃん群がたまらない。北海道は遠いけど、微妙に縁のある千葉県の香取市と朝霧高原でも放牧されているらしい。見たいな。

2009年07月29日

7月29日

家のパソコンにて溜まったメールをチェックしたら「督促メール」の文字にびびる。図書館から。フジ期間中に返却日が来るものを返し忘れていたのでした。ごめんなさい。日付を見ると返却日の翌日には督促されている。忘れておいて言うのもなんだが、一度目は「忘れてね?」とか、そんなフランクな感じのメールがほしいわ。
慌てて返した、木山捷平『長春五馬路』。敗戦後の数ヶ月、日本に引揚げるあてのないまま中国で暮らす主人公の生活が描かれているのだけれど、状況の悲惨さとはうらはらの、のんきささえ感じられる不思議な面白みに満ちていた。で、なんだかそれがいいのだ。

2009年07月28日

7月28日

昨日フジロックからへろへろで帰ってきた。
今日予定されていた朝4時半起きで河川敷をうろうろする仕事は雨予報のため延期。仕事というより自分の寿命が延期された。うつらうつらとデスクワーク。
フジに持っていった物の、乾燥と洗濯祭り2日目。だいぶ片付いたがまだまだ。

2009年07月22日

7月22日

日蝕だったらしいが雲の下でうごめくモノどもには関係なし。ちえ。
自分の持ち物すべてが蚊取り線香臭くて会社で大変なごむ。

ふじふじふじ。もう今頃出発して早朝から並ぶ友人たちもいる。そんな頑張る彼らにテントまで渡す極悪な所業をしてしまいました。テント組としてはフジ本番3日間よりなにより木曜(設営)と月曜朝(撤去)に雨降ってほしくない。明日の夜からフジロック行ってまいります。

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