2008年04月30日

『全然大丈夫』

ムダに(何の予定もない)超大型連休なうえに頭痛で映画行く気力もないから以前に観た映画のことでも思い出してみる。

ということで、荒川良々が主演ならそこそこつまらなくても雰囲気でいけるんじゃないかと観に行った『全然大丈夫』を思い出してみた。

観た時はじんわりと面白いけどすぐに記憶から消えそうだ、と思っていたけど、3ヶ月近く経った今でも意外と忘れてない。時折、木村佳乃が川辺で四つん這いに近い格好になってちくわをかじる姿など思い出す。その他バースデーちくわとか。出家とか。細かいネタいろいろ。じんわり感に思わぬ持続性。

あ、『ナポレオンダイナマイト』でもそうだったけど、本来入ってるはずのない類の食物がポケットから出てくるのはなんであんなにニンマリと面白いんでしょうか。ナポレオンのあれはまあ、普通にありえないけど。

年輩の共演陣は素晴らしいし、良々も岡田くんも元々好きだから良いとして、木村佳乃の変さが押しつけがましくなくて、そのおかげで安心して「ゆるさ」に乗れたような。狙い通りなんだろうけど、この映画の中でもっとも意外性を発揮していた佳乃さん。どうでもいいと思っていた俳優さんの思わぬ魅力が堪能できるのは幸せなことだ。

ネタをつないだだけになりそうだったり、単にゆるく生きる人を許容する話になりそうだったり、日々を大切にしようといった細かさに陥りそうだったりするながれなのに、どこにも着地しないまま作り上げている。と思えた。それって意外と綿密に考えられたうえに、どこにも到達しないという強い意識が必要だったりするんじゃなかろうか。
強烈なインパクトを持った小道具たちに頼りすぎてないのも好き。

ま、これを観てイライラする人もいそうだけど。

私の心のふるさと奈良が絡んでくるのも嬉しい。


http://zenzenok.jp/indexp.html
監督:藤田容介

あ、監督が「大人計画」絡みの人なのか。なんとなく雰囲気納得。
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