2007年08月21日

『グラストンベリー』

歴代グラストドキュメンタリー。
のはずだが、副題に「いかにイギリス人はモンティ・パイソンの影響下から逃れられないか」とかなんとかついているに違いない。
いかに彼の国の人々がモンティ・パイソンに脳を支配されているか、または逆に、彼の国がいかにモンティ・パイソンが生まれるにふさわしい国なのか。堪能。
敢えてパイソン的なパフォーマンスをしているわけでもない人々さえもパイソンスケッチの中の人に見えてしまうのは私自身の病気だとしても、十字架をひきずる相手に「ブライアンか?」と何のためらいもなく言う奴に、「あいつモンティ・パイソンの見すぎだよ」とすかさず返せる本人。歴代の映像がシャッフルされてるから何年のエピソードなのか分からないけど、このやり取りには爆笑。警官衣装でラインダンスとかもね。
あ、グラストが聖盃伝説の場所だってことはこの映画で知りました。
うーん、記憶の8割が「モンティ・パイソン的」で埋められている。

ともかくフジと何が違うのかを強烈に感じたのは覚えてる。
言わずもがなの「客」の違い。
一体どこまでが主催者側(あるいはトラヴェラーズ)の仕掛けで、どこからが客が勝手にやってるのかわからん。空撮しても敷地境界がどこにあるのか分からない以上にその境界はあやふや。それはきっと監督の意向なのだろうけど、そういった編集が可能なほどに、勝手にパフォーマンスを繰り広げる人たちが多いってことなんだろう。
トラヴェラーズ、いわゆるヒッピー的な人々が権力に負けながらも集団として生き延びられる国じゃないとこうはならないのかな。
楽しむぜ!に掛ける意気込みがただごとならぬ。
イギリス人のフェス上手ってこういうことなのね。

音楽的なことも一応書いておくなら、ジョー・ストラマーのステージ上でのキレっぷりがかっこよすぎて涙が出た。

グラストに実際行った人々よ、この映画と実際のグラスト、比べてみてどうですか?


@Q-AXシネマ
監督:ジュリアン・テンプル
2006年
この記事へのコメント
95年のオエィシスと94年のマニックスの映像を
入れていれば完璧だったのに。
興味ないバンドの演奏時に
眠ってしまいそうな気がするのですがどうなんでしょうか?

ジョーの映画が来月やりますね〜観たい!
Posted by 柴村お兄さん at 2007年08月22日 00:07
>しばにー
正直なところ、ライブ部分があんまり記憶にない…。不思議なピックアップだったような…。
ジョーのカメラ攻撃と、ビョークの若いのとが衝撃的でした。

ジョーの映画といえば『レッツ・ロック・アゲイン』があまりにも素晴らしすぎたので、今度のは気になるけどちょっと躊躇しちゃう。
Posted by だま at 2007年08月22日 22:06
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