2018年06月07日

『パンダコパンダ』2作

『パンダコパンダ』『パンダコパンダ雨降りサーカス』(1972・1973年高畑勲監督)をDVDにて再見。

アニメ映画にもスクリーンの大画面が必要なのだな、と改めて感じる。数年前に映画館でこの2作を初めてきちんと見たとき、あまりの狂騒と狂気に背中がざわざわしたのだけど、家の対して大きくもないテレビの画面でこの2作を見ると、狂気の記憶は呼び起こされるものの、なんだか普通に愛らしくかわいいアニメなのだ。映画館で見た高畑勲監督または宮崎駿監督作品は多くないけど、ポニョを見たときのゾワゾワした感じもテレビではきっと伝わらないんだろう。

しかし、ちびっこがスクリーンでこれを観たら、狂気の勢いに全身で飲み込まれ、水に浮かび水を流れ(両作品とも水ミミコたちは水に囲まれる)、汽車で暴走し、ミミコのたくましさとパパンダが守ってくれるという絶対的な安心感の中で笑い転げるんだろうな。多幸感。なにがあろうとも多幸感に包まれていく強さとめちゃくちゃさは、大人には狂気として背中をゾワゾワさせちゃったりもするけど、ちびっこにはとんでもなく幸せな記憶だろうな。

と、テレビで見ると少し冷静に観察できたりして、それはそれでやっぱり寂しい。ただただゾワゾワしたいよ。



| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。