2007年05月11日

ならあるく/浄瑠璃寺・北円堂

続いてすいません、奈良。

近鉄奈良駅近くの「鬼無里」で夕ご飯を食べ、帰る頃にぽつりと降り出した雨がそのまま翌日に持ち越し。泊まったホテルはなんと20時まで滞在OKだけど、JR奈良駅の目の前なので、近鉄中心に動く身には立地が中途半端。荷物を近鉄のコインロッカーに預けて浄瑠璃寺に出発。1時間に1本程度のバス。逃すべからず。
4組ほどのお客さんを乗せてバスは行く。途中で乗ってくる人も降りる人もなく、そのまま浄瑠璃寺で全員下車。

そんなわけで、GWとは思えない人の少なさの浄瑠璃寺。生垣のアプローチから門をくぐって大きい池の広がる庭園。雨に新緑が映え、奥の山はちょっと霞がかってなんともすてきな第一印象。しかし庭は後回し。まずは本堂。何しろ今はみうらじゅんの愛する吉祥天が公開されている。
拝観料を払い、お堂の裏側の廊下を回り込み入口へ。障子戸が閉められているので、そっと開ける。うわっ。とつい小さく声が漏れる。そうでした、ここは九体阿弥陀堂。真ん中の丈六像を中心に半丈六像が左右4体、全9体の阿弥陀さんが横一列に座ってらっしゃる。入口はちょうど真横よりやや手前、つまり一番奥行きが感じられるところに位置しているので、開けた瞬間に大きくて金ぴかな座像がどこまでも続いているような錯覚に陥る。むー、うまいな。三十三間堂に通じる演出だけど、こちらの方が数は少ないのにあの無限に陥るような錯覚は同じように感じるので、現実と感覚のギャップが大きくて面白い。多いっても9体だし、と自分に突っ込み入れるも、やはり斜め横からの増幅、反復感はすごい。
ぽっかり口を開けたまま中央左のお厨子へ。開いてます。吉祥天です。これまた写真で見るのとイメージ違う。下ぶくれのむちむちさんという印象だったのに、実際に見るとそのむっちり加減がなんともなまめかしい。あーこりゃ美人だ。顔も若々しくて、これが若い女性ならば、元々の造作の美しさに若さがプラスされてよりきれいに見えると言いたいところ。
お堂の中を行ったり来たり、堪能して外へ出る。
と、ありました!てぬぐい!
土産物手ぬぐいが好きなのです。
joutenu.jpg秋バージョン購入。袋もナイス。500円也。
庭に出て三重塔へ。池を挟んでこちらが此岸、本堂が彼岸だそうな。分かりやすくもうねずいてしまう構造。雨にけぶった池が幽玄で、余計にこちらとあちらを隔てているように見える。
帰り道の土産物屋ですごいものをミテシマッタ。
P1000540s.jpg吉祥天のナマクビ。
ナマクビ土鈴は数あれど、これは妙に衝撃的。あまりのことにぶれてしまいました。
散々堪能して帰りのバス。行きとメンバーほとんど同じ。他発的ツアー。
浄瑠璃寺は人気寺だろうに、受付などがご住職の娘さん奥さんお母さんと思われる方たちだし、家族の愛犬が犬小屋で寝てたりと、ほんわかムードなのと中身のすごさのギャップがほほえましい。

奈良に戻り、興福寺北円堂。これも特別公開中。
普段は建物の近くに寄ることすら出来ないので、そういえばそういう建物あったな程度の意識で行く。円形の台座に正面を向いた本尊とわきじーず。四天王がきちんと四隅を向いていて、後ろからこっそり除いて持国天に怒られるプレイが楽しめます。それにしても、本尊の弥勒、両脇の菩薩よりも、その後ろに控えているおっさん2人に妙に迫力が。四天王を見ていても本尊を見ていても、目の端からむあっと圧迫感。むむー。ぐるぐると回りたかったけれど柵で通せんぼされるので、中をまわり、外側をまわり、また中をまわり。
お腹も空いたので、去年に続き釜飯の名店「志津香」再訪。有名店だし安くもないけど、本当にうまいよ、ここの釜飯。あと赤だしも。
P1000543s.jpg雨のせいか鹿少なめ。

さあ帰ります。おみやげに鹿サブレを買い、京都へ。奈良京都間がいつも「思ってるより遠い」んだよね。
帰りは新幹線ですが、自由席切符で帰ってきました。イコール2時間半立ちっぱなし。乗車率160%に貢献してきたよ。

思わず長くなった奈良旅記。フジロック日記もこれくらいちゃんと書けばいいのにねえ。

奈良、次こそは法隆寺(未踏)。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック


Excerpt: 浄瑠璃寺浄瑠璃寺(じょうるりじ)小田原山 浄瑠璃寺 - 京都府木津川市にある真言律宗の寺院。本項で後述する。医王山 浄瑠璃寺 (松山市)|浄瑠璃寺 - 愛媛県松山市にある真言宗の寺院。四国八十八箇所4..
Weblog: 京都探索どっとこむ
Tracked: 2007-07-29 09:59

jr 奈良駅 宿予約
Excerpt: jr☆奈良駅☆宿予約で見つけた、いい宿予約! !いつも、このブログを読んでいただきありがとうございます。大変ご好評のこの宿予約日記ブログ。今まで、あんな宿、こんな宿を紹介してきました。今日紹介する宿お..
Weblog: 和歌山奈良☆宿予約で見つけた宿予約日記
Tracked: 2007-08-09 16:12
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。