2007年04月29日

『リンガー! 替え玉選手権』

邦題のセンスが…。そもそも「替え玉」じゃないし。

「jackass」のメインが主人公で、障がい者ネタのコメディという情報で観た人は、そのあまりの何でもない普通の青春恋愛コメディぶりにさぞかし肩すかしを喰らったに違いない、単なる普通のコメディ。
けれど、その普通さはもちろん作り手側がもっとも意図したものなんだろう。「普通」こそがこの映画を特徴づける。ケレン味なし、お涙もなしに、健常者である主人公とスペシャル・オリンピック(知的発達障がい者のオリンピック)の選手達との友情を描く。
身近に「障がい」を持つ人がいないので、あくまでもメディアを通した勝手な憶測になってしまうけれど、映画やテレビや本などのメディアを通すことでどうしても「普通」さこそが「特別」になってしまう彼らの日常や個性が、コメディという誇張の中でむしろ、本当に「普通」にみえてくる。
だから観終えた後の感想は「何でもない単なる普通の」コメディ。そのことにしみじみと感動してしまうのは出演者に失礼なことのように思うけど、それでもやっぱり感動してしまう。
そのアイデアが制作者側のふてぶてしさから生まれていようが、真摯さから生まれていようが、そんなことは知らないが、いずれにせよ、そこに生まれている強靱なストレートさに気持ちよく笑うことができる。爽快。

ところで、jackassは観てないんですが、主人公ジョニー・ノックスヴィルの目の下が気になってしょうがありません。あの人はいつもあんなに目の下が黒いんでしょうか。肝臓・腎臓方面が大変心配ですね。

@シアターN渋谷
2005年
監督:バリー・W・ブラウスタイン
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。