2007年04月04日

『周遊する蒸気船』

前半は伏線と伏線と伏線!幾分冗長に感じられる物語が後半になって、待ってましたとばかりの怒濤の展開。前半で一個一個丹念に立てたドミノが、レースのスタートを告げる大砲と共にタタタターっと小気味良いリズムで倒れはじめ、そのリズムはそのまま蒸気船に乗り移り、蒸気船がスピードを上げるにつれ、痛快さは天井知らずに上がっていき、そのスピードを弛めないままに一気にラスト!
ふはあー、と一息ついた時にはもう映画館は明るくなっている。そのすぱっとした気持ち良さったらない。
特にニューモーセの捕獲シーンで起きた場内大爆笑は、「スクリーン」以外に「映画館」で大勢と一緒に映画を観ることの楽しさを久しぶりに感じさせてくれた。あんなに屈託無く爆笑できるシーンて貴重だ。いや、あの絶妙な「間」と切り替え、絶品だ。


@シネマ・ヴェーラ
1935年
監督:ジョン・フォード
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。