2007年02月20日

『THE PIXIES/loudQUIETloud』爆音

ピクシーズはかっこいい。
まず何よりもこの言葉。
そしてもちろんこの言葉。
やっぱり爆音は良い。

爆音ならばたとえ興味のない映画でも楽しい。
ましてやライブシーン
爆音でビール片手に見れば楽しいに決まってる。
ましてやこの映画は「LOUD」「QUIET」。
音が大きいほどに静寂は際立ち、
静寂が強いほどに「LOUD」は際立つ。

静寂
どれほど個々人がギリギリなのか
どれほど関係性がなくなってしまったのか
そして再結成ツアーを通して少しずつ生まれてくる新しいリレーションシップ

その描写のどれもこれもに泣きそうだ

爆音
ライブ

そのかっこよさに固まる

とても丁寧な編集の劇映画のようにも見え、けれど描かれている感情のささやかさはドキュメンタリーでなければ捉えられないものであり。
ささやかに、ささやかに、彼らの新しい関係性は生まれていく。
そしてライブ。おそらくはかつてと変わらないのだろう「1つのバンド」。
その2つの波をくりかえし、彼らは少しずつ関係性を変化させ続ける。
そうしたささやかな波をこの映画は過剰に煽るのでもなく、変に淡々とさせるのでもなく見せてくれる。

サントラにメンバーが協力し始める過程は、あまりにも象徴的ながら、やっぱり泣けてくる。

これを観てやっと、2004にフジで観たピクシーズを追体験。すみません、当時はほとんど何も知らないまま見ました。
ブラックの「マタネ」が妙にキュートだったのが偶然の産物ではないことも確認。
この映画の中でブラックが見せる姿のなんて真摯でかわいらしいことか。
「I'm cute」
そうとも、その呪文は完全に効いている。


※吉祥寺バウスシアターにて5.1ch(新!)爆音にて上映中。
金曜日まで!

映画についての情報はこちら
バンドマンな人々、特に向井氏のかっこよすぎて悔しいコメントも載ってます。
この記事へのコメント
はじめまして。
「複数にして単数の映画日記」beat+halfと申します。とてもいいレビューですね。特に次の一節が好きです。
>とても丁寧な編集の劇映画のようにも見え、けれど描かれている感情のささやかさはドキュメンタリーでなければ捉えられないものであり。ささやかに、ささやかに、彼らの新しい関係性は生まれていく。
マタネ>覚えてますよ〜。実際2005もツアーに来てくれたのでした。
TBさせていただきました。よろしくです。
Posted by beat+half at 2007年02月22日 11:53
>beat+halfさん
はじめまして!
コメント+TBありがとうございます。
お褒めいただくと照れてしまいます。
2005のツアーも行かれたんですねー
映画を観て、屋内でのライブを観てみたくなりました。また来てくれるかな?
Posted by だま at 2007年02月22日 23:43
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loudQUIETloud A FILM ABOUT THE PIXIES
Excerpt:    そうだ、ピクシーズの映画を撮ろう。そうすればチケットではなく、バックス テージパスがもらえるはずだ。こんなのりで撮り始められたドキュメンタリー。 ’92年に解散した伝説のオルタナバンド、ピクシ..
Weblog: 複数にして単数の映画日記
Tracked: 2007-02-22 11:48
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