2007年01月14日

『BLOCKPARTY』

ラップとかヒプホプとか、ほぼエレクトロ経由でしか聴いたことない。

それでもこの映画は楽しい。
これは『真夏の夜のジャズ』のラップ版とも言えるかも。ライブそのものよりもフェス、パーティが生む空気を伝えてくれる。いや、今作の場合はパーティが生まれる空気かな。
フェスの主催者シャペルを中心に置き、ライブや準備過程、舞台裏を交錯させて、そのフェスの意図することも楽しさもまとめてどーんと味わわせてくれる。

フェスの楽しさはそこをどういう場にしたいかという意志が強く関わってくる。精神論とは言いたくなー。でも作る側の意志って、結構見る側に伝わる気がする。だから、シャペルという人間が実際のところどういう人間なのかなんてまるで知らなくたって、好きになってしまうだろう。こんなパーティを作り上げてしまうのだから。

舞台裏で話されることやステージ上で歌われることの内容のシビアさにへこたれたりこぶしを挙げたり辟易したりするよりも、そういった状況を通してこのパーティが作られたことを祝福したい気持ちになれる。政治性とか文化とかの問題がこのパーティの根底にあることは明らかなだけに、意外とこんな風にバランスを取るのは難しいんじゃないかと思う。

にしても、「壊れた天使」の夫婦みたいなおもろい人たちが生きていけるニューヨークはやっぱり東京より懐が深いな。その分、その他のものも深いけど。

あの辺の音楽っていろんなアーティストがグループの枠組みを超えて入り乱れているのが正しい姿なんだな。「ミュージシャン以前に幼なじみ」。生きていくことと音楽の密接度がひどく濃いっていうのを実感。

もし俺が大統領だったら〜のシーンは卑怯なほどステキだ。
ブログに歌詞を載せている方がいましたのでリンクさせていただきます(こちら)。


でもやっぱりこの辺の音楽は自分とちょっとへだたりあるなあと思いつつも、
エリカ・バドゥ!
エリカ!!!
今さら言うのもあれですがこんなにまじまじと観たの初めてだったので、あえて、
あまりに素敵すぎて惚れた。声も表情も仕草も。
むー
すてきだ。
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映画/ブロックパーティー
Excerpt: 映画「BLOCK PARTY」 監督 ミシェル・ゴンドリー 出演 ローリン・ヒル/カニエ・ウェスト/モス・デフ タリブ・クウェリ/コモン/フージーズ デッド・プレズ/エリカ・バドゥ ..
Weblog:  サ バ ペ
Tracked: 2007-01-27 00:50

ブロック・パーティー
Excerpt:  ブルックリンで'04/9/18に開催された、デイヴ・シャベル主催の一夜限りのストリートライブの記録映画。  普通こういう映画は、関係者への
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