2012年11月28日

『カリフォルニア・ドールズ』

ロバート・ア(オ)ルドリッチ 1981年
ニュープリント上映@シアターN
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We want Dolls!!って一緒に叫びたかった。。。
試合では歓声を受けても勝っても、終われば、次の試合も決まらないままジャンクフードを詰め込んで安モーテルで休むだけ。そんな先の見えない、重たい曇り空のようなどさまわりも、ドールズとピーター・フォークの掛け合いはどこかユーモラスで、味わいのある旅が観ている側には面白い。ピーター・フォークの格言好きの理由の一幕とか、車の中のどうでもいい会話とか。ゲイシャ代表も出てくるしね。
それでもやっぱりじわじわと先の見えなさは重たくなり、先への渇望が痛くなってくる。特にかすかな希望が見えてからは3人の衝突も厳しくなってくる。
それでもっての大一番!
キラキラ!
ピーターは本当に「最高のマネージャー」だったよ!と喝采を送りたくなる、全てをなげうつ背水のゴージャス!もう後には何もないからっぽゆえに、より際立つ美しさと祝祭感。
そうかそうか、みんなここで涙腺が崩壊するのか。
ドールズ登場の段階でひゃっほーなのに、そこからカリフォルニア州旗が下りるまで、祝祭はどんどん高揚し続ける。もうなんなのこれ。泣き笑い、いやむしろ呆然とした。すごい。

シアターNさんにこれがおそらく最後の訪問。「7年間ありがとうございました」の張り紙が切ない。まあ、観にくい劇場なんですけどね。それをしのぐ個性を確立したのがすごいです。Nさんのスピリットはどこが受け継いでくれるのかなー。
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