2012年11月01日

『ハンガー・ゲーム』

『ウィンターズ・ボーン』のヒロインが主人公なので観に行ってみた。三部作なんてことをまるで知らずに観たものだから、エンドロールに「ハンガーゲーム2日本公開決定!」とか出されて、どおりであらゆるエピソードほったらかしだよな、まるっと1本伏線かよ!とちょっとムッとした。なんかなー、1作目というより、エピソード0みたいなんだもの。
まあ、そもそもの目的がジェニファー・ローレンスなので、たとえ、父の不在、弱い母、守るべき幼いきょうだい、私が戦うしかないじゃんか!と主人公の置かれている状況が『ウィンターズ』そのままだとしても、健康的な肉体美と強すぎる目力と揺らぎのあるかわいさは存分に楽しめたし、レニー・クラビッツはじめ、その他のキャラクターもなかなか良くて楽しめたんですけどね。ルーは素直にかわいいし。あと、パン屋の息子の恋が本物だと分かるくだりとか、若い恋の描かれ方もきらいじゃない。
特権階級と被支配層の極端な2極構造とか、「特権」のビジュアルとか、映画的にはかつてどこかで見たような感じで特に目新しくもないのだけど、これは分かりやすさを優先することで現実世界のカリカチュアであることを強調したかったのかな。
ただし、これは最近のその他ハリウッド映画に多いのだけど、戦いの映画なのに、動きすぎるカメラと切りまくるカットでアクションをまともに映さないていうのは大いに不満ですよ。
ちょっと時間の経った今となっては、1で出てきた面々(特にキャピトルの大人たち)が次にはどう動くのか楽しみでもあって、きっと2も観ちゃうんだろうけど、パン屋の息子が嫌な役柄に転落してたら悲しすぎるなあと危惧してます。その可能性があるラストだけに。

北方謙三の『水滸伝』『楊令伝』を最近読んだせいで、個人的に「弓」が熱いのだけど(これも観た理由のひとつ)、今年は『神弓』(未見)もあったし、映画的にも弓きてるんですかね?あ、でも前からロビン・フッドは弓ひいてるか。
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