2006年08月20日

『ビースティー・ボーイズ撮られっぱなし天国』

beastieboys2.jpg

それは、ビースティーのライブが如何に楽しいかを全方位的に記録しようと試みた無謀な計画の集積、
というわけでもなく、
いかにライブに来てくれるファンを楽しませるか、というアイデアの残り香として作られたおまけのようなものではなかろうか?

50人にビデオカメラを持たせ、とにかくライブ開始から最後まで、何でも良いから撮り続けるべし!という指令は、要するに会場中にビースティーの手先を配置した訳でもあって、どこでもオレ映っちゃうかも!という状況が作り出されていたわけだ。

これをライブ映像としてみると、物足りない。
と、武道館の記憶を引きずり出して思う。
この映画に記録されたのとほぼ同じセットで行われたあのライブは、ステージ上とスクリーンに映る映像がすばらしい相互関係を作り上げていたから、それを記録仕切れていない点で、これは残念な映像だ。
もちろん、ブートだとしたら音の良さがA級品だけどね。

ところが、それでもこの映画はとても楽しい。
一番始めに書いたように、これはビースティのライブの素晴らしさを伝えるよりもまず、楽しさを伝える記録だからだ。
その楽しさにわくわくする。それでいい。
それに、物足りないと書いたとはいえ、充分に素晴らしさも堪能できる。
おそらく彼らには、どんな映像で撮られようが大丈夫と思えるだけのステージに対する自負があるに違いないし、実際その通りだし。

でもまあ本当にこれは、ファンを楽しませたい!おもしろいコトしたい!っていうやんちゃ坊主達の記録だ。
ステキだ。

いろいろ書いても結局、私は基本的にADROCKに見惚れて90分が過ぎるんですけどね。ヤツは世界一、やんちゃぼうずという形容が似合って、アヒルくちびるがキュートで、首根っこ捕まえて頭をかいぐりかいぐりしたいオヤジだ。と、再認識。
bboys_adrock.gif
ベックに次いで捕獲希望。

この記事へのコメント
ていうか、ブート映像でお客ばかり写ってて
アーティストがあまり写らなかったら
それはそれで嫌だー。
そうした裏を付いてこういう普通の
ライヴ映像でない作品を発表するのは
ビースティーらしいですが。
実際、変なお客を観るのは面白いけどネ。
Posted by 柴村犬吉 at 2006年08月21日 12:04
>柴村氏
そりゃそうだー
だからあくまでも「楽しんでいる客」ではなく「(この企画自体も含めた)楽しいライブ」作品なわけですわ。

しかし、思ったほど変なお客はいなかったねー
Posted by だま at 2006年08月21日 20:33
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