2011年01月26日

『キック☆アス』

期待しすぎたせいなのか、いまいち内容を理解していなかったせいなのか、面白くはあったのだけど…という感想です、とお断りを先に入れます。
ネタバレもしてます。ご注意。


現実世界のさえない男子がヒーローにあこがれちゃうという面白さを土台にしていながら、ヒットガール親子という「ファンタジー」との出会いから、自らそちらの世界に踏み出す覚悟で「敵」を倒し、一件落着して元の世界に戻ってくるファンタジー、という流れ。

なにか乗れなかったのは、すべてはキック・アスくんが何も失わずに(というか得たものばかりで)元の世界に復帰しているということが原因なのだよね。一度は自らあちら側の世界に踏み出してしまった人間をこうもあっさりと元に戻していいのか、という違和感から、これはもしかして無責任においしいところどりの映画ではないのかという不信感へ。

あのラストのせいで、さえない時代のキック・アスくんや友人たちもいいし、レッド・ミストとの車のシーンもいいし、ヒーローモノへのオマージュもほほえましいし、もちろんヒットガール&ビッグダディーのコンビは最高なのに、その面白さが、「現実世界だからこその面白み」と「ファンタジー的おもしろみ」をずるく使っているだけに思えてきちゃうという悲しさ。

なんでこの2本なのかは自分でもよく分からないけど、『ナポレオン・ダイナマイト』や『ショーン・オブ・ザ・デッド』とは何かが根本的に違うと思ったのでした。

とはいえ、ヒット・ガールとケイジのコンビは面白すぎ。もっと見たかったなあ。
あと、レッド・ミストの頬袋は気になりすぎる。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/182623230
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。