2005年10月13日

『天才マックスの世界』1998

■琴線監督ウェス・アンダーソンと命名したい。
『テネンバウムズ』が自分としては微妙だったとしても、『ライフ・アクアティック』と今作でもうあなたについていきたいと、いや『テネンバウムズ』もちゃんと見直しますと、ごめんなさいと、誰にともなく意味もなく完全降伏させて下さい。
■おもしろすぎて悶え死ぬ。切なすぎて、嬉しすぎて、ほほえましすぎて、うらやましすぎて、あり得なさすぎて、見てられなすぎて。『ライフ・アクアティック』で感じた泣き笑いの感情そのままを反復。これをほほえまずに、泣かずに、観られるかっての。むしろ、この感覚を『アクアティック』のような大作でそのまんま再現できるウェスさん、改めてすごい。反復、ループ、ウェス作品群はぐるぐるぐるぐる見直し回すのが正しいのかも。いまなら4作品だけだからいくらでも観られるし。
■ウェスさんに年齢の差など意味がない。マックスvsマーレイの闘争が面白すぎ。ていうか、こどもマーレイがいいんだな。ウェス作品のビル・マーレイってきらきら輝きすぎで生き生きしていて見ていて幸せになる。
■マックスの眉毛がギャラガー兄弟超えすぎですから。
■マックスのように天才過ぎて成績はだめだめって素敵。そんなやつがちょっぴり大人になる過程を見るのも非常にほほえましい。
■やっぱり音楽がよい。
■観終わってすぐに勢いで書くとこんな言葉しか出てこない。単語症。深読みしようと思えば示唆的なネタは山ほど転がっているにせよ、そんなものは下敷きにしてふわりと浮いているような浮遊感を楽しみたい。

■クドカンに似てると言ったらウェスファンに怒られるだろうか?もちろんウェスさんのほうがずっと上手いんだけど、方向性というか、嗜好性というか、琴線の線が近しい気がする。
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