2005年07月01日

『右側に気をつけろ』1987(爆音)

■ゴダールをですね、素直におもしろいと思える日が私にはやってくるのでしょうか?好きなのだが、そこには複雑な気持ちが入り乱れる。つまるところ、自分がバカであることを意識させられずにはいられない、コンプレックスを掻き立てられずにはいられない。かといって、映画に対して「難しい」という形容詞を用いて、あたかもそこに含まれているあらゆる意味を理解しようとしたが理解しきれなかった(あるいはほぼ理解できた)というようなふりをするのもいやだ。映画なんて、観て面白いか面白くないかだ。興奮させられるか興奮させられないかだ。で、だからゴダールには困る。興奮させられるのにそこに何が映し出されているのかまるで分からないのだ。そう、「難しい」云々は負け惜しみだ。難しいかどうかすらわかんねーのだ。分からないところが分からないのだ。ま、要するに勉強不足。映画を観るための勉強を怠っているツケ。なんだか面白いと思うものを理解したいならやっぱり勉強しなければならないのだ。一つの音楽を楽しむためにそのルーツとなる音楽も掘り下げていくように。

■にしても、おもしろかった。わけわからなくても面白いって言ってもいいよね?へたなうんちくも感想も並べられない変わりにただ興奮させられる何かがそこに映し出されていた、と書いておきます。本当は引用されているあらゆる言葉が表すものも分かりたくはあるのだけど、もう、スラプスティック極めた一品として、面白い。
■色彩、音、横顔、幾度も転がる缶、まっすぐに伸びた腕の指さす先になにがある?地上に一つの場所を。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。