2004年10月18日

『わが谷は緑なりき』1941

■『リトルダンサー』好きの友人に観てみるといいよ、と薦めておきながら自分がストーリーを完全に間違えて記憶していたので慌てて再見。自分の記憶力の無さに乾杯だ。自分が信じられなくなるくらいよく忘れている。
■初めて観たときは面白いながらも、モーガン家の描き方に道徳臭さを感じて鼻についた記憶があるのだけれど、今回はそれらが気になることもなく、ただただ美しさと愛おしさに夢中になった。
■兄さんの結婚式からその後の宴会のすばらしくハレの空気に心躍るぶん、その後のアンハード姉さんの結婚式の陰鬱さとの差異がたまらない。アンハードのベールが激しい風にあおられる、そのベールの動きに目をうばわれる。兄さん達が家を出てしまった食卓で、ヒューがわざと食器の音を立てるシーン、末っ子としての存在のアピールと、子どもが出来る精一杯の父さんへの思いやりがなんて言うか、胸が締め付けられます。「宝島」をもらうシーンも大好きだ。うっとりとするシーン、ほほえましいシーン、胸を締め付けられるシーンをあげたら映画一本語らなくちゃならなくなるかも。
■程良く記憶が薄れたらまた観よう。
この記事へのコメント
アンハード姉さんのベールが舞い上がる…。
TVでその役をやったモーリン・オハラのインタビューを観たことがあるのですが、ジョン・フォードを単なる職人肌の監督と思っていた人々に「あの風は美しい。監督はツイテいたね。」と言われたそうです。彼女曰く「とんでもない!あのシーンは、わざわざ、でかい扇風機を何機も使って、何度も撮り直したのですよ。」
以上、プチうんちくでした。おそまつさま…。
Posted by あんぱん at 2004年10月25日 22:31
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