2004年10月13日

『893タクシー』1994

■観たい映画が山ほどあるので、自分へのプレッシャーとして映画感想日記をつけてみることにしました。
で、初回が『893(ヤクザ)タクシー』(1994)なのはいかがなものか。

■いかがなものかとはいえ、黒沢清監督。青山真治監督助手。
   面白い。
積み重なるダンボールにはもちろんつっこむ。エロエロ大杉蓮ににやり。変な動き満載。と、細かいところでももちろん楽しいのだが、とにかくテンポがいい。これだけのものが詰まって79分てすごい。説明的なものは一切なし、画面を観てればわかるでしょ、と。それでいてエロエロ大杉連のシーンが結構長かったりの遊びも充分あるんだからすごいな。
■豊原功補が刑務所から出てくるシーンと最後に組長が出てくるシーンは同じ撮り方で、違いは最初は豊原がひかれそうになるへっぴりタクシー、最後はタクシーがすごくきれいに連なって走ってくる、そこに妙にじわっとした。その差異に時間の経過と893の皆さんの変化がまるごと詰まっていて、見事なラストに思えたからかもしれない。タクシーが連なってるだけであんなにきれい。
■むじゃきにふざける893を観るとどうしても『ソナチネ』を思い出す。やっぱり『ソナチネ』の沖縄シーンはとてもすてきだ。
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