2010年04月15日

『かいじゅうたちのいるところ』

映画全体を見るとちょっと弱いなあと思うのですが、パーツを見るととても魅力的なものがちりばめられている、そんな映画だった気がします。(観てから3ヶ月経っています、ちなみに…)

かいじゅうたちの質感や表情もすばらしいし(ちゃんと着ぐるみでやってくれるのが嬉しい)、みんなの家もかっこいい。みんなが団子になってそのまま「おやすみー」と言い出したときには、素敵過ぎて爆笑してしまった。

でもなんといっても素晴らしいのはオープニングからイグルー破壊に至るまでの主人公の「かいじゅう」ぶりでしょう。自制が効かないで乱暴になってしまうけど、想像力豊かなナイーブな男の子、というこの物語の前提に必要な説明がすべてオープニングからの数分で、きらきら生き生きと描かれている。

自分の感情をうまく言い表せないもどかしさから泣いてしまった子供の頃を思い出した人なんて山ほどいるのではなかろうか。
そして、現役のこどもたちはこれを観て、程度の差こそあれ自分の中にある「かいじゅう」がスクリーンで大写しになって、ちょっとした居心地の悪さなんかも感じたんじゃないかなあ。それはそれで素敵なことだと思うんだけど。どうだろう。
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