2009年02月01日

ネコは毛玉になって帰ってくるのか

笙野頼子さんの『パラダイス・フラッツ』を読んでいたら、死んだと思ってあきらめていた行方不明のネコが帰ってきたけれど、気が付くと球形六センチくらいの毛玉になっているというくだりがあって、あおちゃんの夢を思い出した。

数ヶ月前に見た夢の中で、あおちゃんはアラブ圏と思われる国の、鉄道駅の前に広がる広場の縁石の上で香箱をつくって寝ていて、それを見つけた私はあおちゃんが居着いていた空き屋敷の持ち主がそれを売り払うときにあおちゃんを身請けし、そのままこの国に移住したことを「思い出す」。
けれど見つけたあおちゃんはどうも野良猫のようで、私はどうしてもあおちゃんを「私達の場所」に連れて帰らなければと思うのだ。たまたま知り合いになっていた獣医に麻酔を打ってもらい、カバンの底に隠して私はあおちゃんを密輸しようとする。
あおちゃんの体に負担にならないように、私は一刻も安全な場所に戻ってあおちゃんを麻酔から目覚めさせなければならない。事情を知ってかしらずか、周囲の見知らぬ人たちに助けられて私は「密輸」にほぼ成功する。そうしてそっと確認したあおちゃんは、なんだか分からないほどの毛玉のようになってカバンの底にいる。
その小ささに私はとても不安になるのだけれど、その「毛玉」は確かに息をしている証拠にお腹(と思われる辺り)を上下させているし、もうここは「安全」な場所なのだから、私は安心していいはずなのだと思っているうちに、夢は横滑りしていき、私自身が何かに追われている夢になってしまった。

私はあおちゃんを連れて帰ってきたのだろうか?


それにしても、引き続き読んでいる笙野さんの『愛別外猫雑記』を読んでいると、あおちゃんへの私の接し方がいかに無責任なものだったかを思い知らされる。それとともに、それさえ許される環境を作り出してくれた「あおちゃんのおかあさん」のすごさを改めて認識。
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